「老後のためにお金を貯めたいけれど、どうすればいいかわからない」
そんな方にぴったりなのが、iDeCo（イデコ／個人型確定拠出年金）です。
■ iDeCoってどんな制度？
iDeCoは、自分でお金を積み立てて、60歳以降に受け取る年金制度です。
毎月一定額を積み立て、その資金を運用しながら将来のために増やしていきます。運用の結果はすべて自分に戻ってきます。
■ iDeCoの3つの節税メリット
iDeCoの最大の魅力は、税金面での優遇が手厚いことです。
| タイミング | 優遇内容 |
|---|---|
| 積立時 | 掛金が全額所得控除（所得税・住民税が安くなる） |
| 運用時 | 運用益が非課税（通常なら約20%の税金がかからない） |
| 受取時 | 年金 or 一時金で受け取る際に税優遇あり（退職所得控除など） |
例：毎月2.3万円を積立（年間27.6万円）し、所得税率5%の人の場合
→ 年間 約41,400円（所得税13,800円＋住民税27,600円）の節税！
■ 掛金はいくらから？限度額は？
iDeCoは月5,000円から利用可能。上限は以下のように、職業や年金制度により異なります。
| 区分 | 月額上限 |
|---|---|
| 自営業 | 68,000円 |
| 会社員（企業年金なし） | 23,000円 |
| 公務員 | 12,000円 |
| 専業主婦・学生 | 23,000円 |
■ iDeCoの運用商品は？
運用先として選べるのは以下の3つ：
- 定期預金：リスクは低いが利回りも小さい
- 保険商品：元本保証ありだが、運用益は少なめ
- 投資信託（おすすめ）：リスクはあるが、運用益非課税のメリットを最大限活用可能
■ 転職や退職でも続けられる
iDeCoは、転職・退職・結婚などで働き方が変わっても、資産をそのまま持ち運び可能。長期間にわたって老後資金を育てるのに向いています。
■ まとめ：iDeCoは「節税しながら貯める」最強の制度
老後資金をつくる制度は数あれど、ここまで節税メリットが多いものはiDeCoだけ。
「少額から始められる」「長期運用でじっくり増やせる」「税金がとにかくお得」と、将来の備えとして大変優秀です。
将来に不安があるなら、まずは月5,000円からiDeCoを始めてみましょう！
