あなたの貯金額、多い？少ない？みんなの実態が気になる！
「みんなどれくらいお金を貯めてるの？」「自分の貯金は少ないほう？」――そんな疑問を感じたことはありませんか？
金融広報中央委員会が発表しているデータによると、単身世帯や二人以上の世帯の貯蓄額には年代によって差があり、さらに「平均」と「中央値」では大きな開きがあることがわかっています。
ここでは、年代別の貯蓄額データをもとに、実際のお金の貯まり方やその背景について、わかりやすく解説します。
平均貯蓄額だけを見ていては、実態は見えてこない
データを見ると、「平均貯蓄額」は確かに高額です。ですが、これは全体の合計額を人数で割った数字。ごく一部の“資産家”が数字を押し上げているため、実際の感覚とズレていることも。
たとえば、平均が1,200万円とされていても、その裏には「貯金ゼロ」の世帯がたくさん含まれているのです。
「中央値」がリアルな生活を映し出す
そこで注目すべきなのが「中央値」です。これは、全体を貯蓄額の順に並べたとき、ちょうど真ん中に位置する世帯の金額です。つまり、多くの人がこれに近い貯金額を持っているということ。
中央値を見ると、「自分の貯金って思ったより平均的だったんだ」と感じる方も多いでしょう。
貯蓄ゼロでも大丈夫。大切なのは「仕組み化」
どの年代にも、1,000万円以上を貯めている人がいる一方で、貯蓄ゼロの世帯も珍しくありません。つまり、収入が高いから貯まる、低いから貯まらないというわけではないのです。
実は、「いつまでに」「いくら必要か」を明確にし、そのための貯金ルールを作るだけで、お金は貯められるようになります。たとえば、毎月の自動積立や、使いすぎ防止のための家計管理アプリの導入などが有効です。
まとめ：自分に合った貯金ペースを見つけよう
貯金には「人と比べること」よりも、「自分に合った目標を立てて、コツコツ続けること」が大切です。
まずは、貯金の仕組みを作るところから始めてみましょう。無理のないペースで続ければ、気づいたときにはしっかりとした資産が築けているはずです。
