貯まらないのは収入のせいじゃない?「お金が貯まらない人」の7つの共通パターン

「節約してるはずなのに、なぜかお金が残らない」「頑張って働いても貯金が増えない」
そんな悩みを抱えている人は少なくありません。でも実は、貯まらない原因は金額の多寡よりも“思考と習慣”にあるかもしれません。

ここでは、相談の多い「お金が貯まらない人」に見られる7つの行動パターンを紹介します。あなたはいくつ当てはまりますか?


① 支出を把握していない=「何に使ったか覚えていない」

レシートも取ってない、家計簿もつけていない。
そんな状態では、自分が何にどれだけ使っているかすら分からず、節約ポイントが見えません。

✅ 対策 → アプリで支出を「見える化」するだけで、お金の流れがクリアになります。


② お金の使い道が一元化されている=「全部同じ財布から出している」

日常使いと貯金、娯楽や将来の支出まで、すべて同じ口座や財布から出していると、お金が知らぬ間に流れ出ていきます。

✅ 対策 → 口座や封筒を「目的別」に分けて、“使っていいお金”と“守るべきお金”を明確に。


③ 「なんとなく貯める」は成功しない=「目標のない貯金は続かない」

将来のために…と漠然とした理由で貯金していませんか?
ゴールが見えないとモチベーションが保てず、日常の誘惑に負けやすくなります。

✅ 対策 → 「3年後に旅行資金30万円」など、目的と金額と期限をセットで決めると意識が変わります。


④ ラッキーに頼りがち=「一発逆転が好き」

宝くじや仮想通貨など、一攫千金を狙ってしまう傾向がある人は要注意。
それよりも「毎月コツコツ積み立てる」ほうが、最終的に確実な資産になります。

✅ 対策 → “堅実さこそ最強の投資”。少額でもコツコツ積み上げる方が結果的に安定します。


⑤ 衝動買いが習慣化=「“今だけ”に弱い」

「限定品」「セール」「SNSで話題」……これらの言葉に反応して買っていませんか?

✅ 対策 → 何かを買う前に「24時間ルール」を。1日置くだけで、欲しい気持ちは案外落ち着きます。


⑥「あとでやる」は結局やらない=「行動を後回しにする癖」

貯金や家計見直しを「いつかやろう」と言いながら、気づけば数カ月…。
時間こそが資産運用の最大の味方です。

✅ 対策 → 未来の自分を守るためにも、「今やる習慣」を小さく始めましょう。最初は500円貯金でもOK!


⑦ 自分に投資していない=「お金を“減らさないこと”ばかり考える」

お金を守ることに集中しすぎて、スキルアップや健康への投資を後回しにしていませんか?

✅ 対策 → 勉強や資格取得、体づくりなどは“未来の収入源”。短期的な出費でも長期的にはプラスに働きます。


小さな改善が未来の大きな差になる

貯金ができない本当の理由は、「収入が少ない」ことではなく、考え方や習慣にあることがほとんどです。
ひとつでも当てはまったら、まずは今日からできることを始めてみましょう。

そして、自分の今の立ち位置を知るために、世代別の平均貯蓄額も参考にしてみるのがおすすめです。
「自分だけができていない」わけじゃないことに気づくだけでも、少し気持ちが楽になりますよ。