電気代を節約するには?基本料金から見直す5つのポイント

毎月の電気代、何となくそのままにしていませんか?
実は、契約内容の見直し支払い方法の工夫だけでも、年間で数千〜数万円の節約が可能です。
ここでは、電気代を無理なく減らすための5つのステップをご紹介します。

① 契約アンペア数を見直そう|基本料金はここで決まる!

電気料金の「基本料金」は、契約しているアンペア数によって決まります。
アンペア数が大きくなるほど一度に使える電力量が増えますが、その分、毎月の基本料金も高くなります。

以下は、東京電力の例です(2025年6月時点・税込):

契約アンペア数基本料金(円/月)
10A311.75円
15A467.63円
20A623.50円
30A935.25円
40A1,247.00円
50A1,558.75円
60A1,870.50円

たとえば、40Aから30Aに下げるだけで月額約310円の節約に。
年間にすると3,700円以上の削減になります。

ただし、アンペア数を下げすぎると、一度に多くの家電を使ったときにブレーカーが落ちやすくなるため注意が必要です。
使用している家電の台数や同時使用の状況を確認したうえで、契約アンペア数の変更を検討しましょう。


② 電力会社を比較して乗り換える

2016年の電力自由化により、電力会社は自由に選べるようになりました。
電気とガスを同じ会社から購入する「セット割」を活用すると、月々の支払いが割安になることも。

また、以下のような特典がついてくる会社もあります:

  • 電気料金の割引
  • ポイント付与(Tポイント、楽天ポイントなど)
  • キャンペーンでキャッシュバック

乗り換え先は、「エネチェンジ」や「でんき家計簿」などの比較サイトを使えば、自分に合ったプランがすぐに見つかります。


③ 支払い方法を見直してお得に

毎月の支払い方法を工夫するだけでも、節約は可能です。

  • 口座振替割引:一部の電力会社では、口座振替にすると月額50円〜100円の割引が受けられます。
  • クレジットカード払い:カードのポイントがたまり、実質的な還元につながります。

自分の生活スタイルに合わせて、無駄なくポイントをためられる方法を選びましょう。


④ 時間帯に合ったプランを選ぶ

「夜間の使用が多い」「昼間はほとんど不在」といったライフスタイルに合わせて、時間帯別料金プランにするとお得です。

たとえば:

  • 夜に電気を多く使うなら「夜トクプラン」
  • 昼間の使用が少ないなら「時間帯割引型プラン」

比較サイトでは、過去の電気使用量を入力することで最適なプランが自動で提案されます。


⑤ 家電の使い方も見直して効果倍増!

契約や支払い方法だけでなく、日常の使い方にも節電のコツがあります。

  • エアコンは設定温度を見直す(夏:28℃、冬:20℃が目安)
  • 待機電力を減らす(使っていない電化製品はコンセントを抜く)
  • LED照明への切り替え

これらを組み合わせることで、年間1〜2万円以上の節電効果が期待できます。


まとめ|電気代の節約は「契約内容」からが正解!

電気代の節約は、ただ我慢するのではなく、賢く選んで無駄を減らすことがカギです。

  1. アンペア数の見直し
  2. 電力会社の乗り換え
  3. 支払い方法の工夫
  4. 時間帯に合ったプラン選び
  5. 日常の使い方の見直し

この5つを実践するだけで、毎月の電気代が確実に下がります
ぜひ今日から、できることから始めてみてください!