【簡単なのに効果大】水道光熱費はどれくらい節約できる?今日からできる見直しポイントまとめ

毎月の家計を圧迫する水道光熱費。
「仕方ない」と思いがちですが、実はちょっとした工夫や見直しで、年間にすると数万円単位で節約できることもあります。
ここでは、無理なく取り組める節約ポイントを具体的な金額とともに紹介します。


① 基本料金と従量料金の違いを知ろう

水道光熱費には「基本料金(固定費)」と「従量料金(変動費)」があります。
基本料金は契約しているだけでかかる料金ですが、従量料金は使用量に応じて変わる部分。
つまり、毎日の使い方を見直すことで節約効果が出るのは従量部分です。


② 電気の「待機電力」を減らすだけで6,000円以上の節約に!

テレビ、電子レンジ、パソコン、ゲーム機など、電源を切っていてもコンセントが刺さっていれば電力を消費しています。これが「待機電力」です。

  • 全体の電気使用量の約5〜10%が待機電力とされており、
  • 年間で約6,000円以上のムダな出費になる可能性も。

使っていない家電のプラグは、電源タップで一括オフするなどして、無駄な電力をカットしましょう。


③ 節水シャワーヘッドで最大1万円の節約に

家庭で最も水を使うのはお風呂。その中でもシャワーの使用量は非常に多いです。

  • 通常のシャワー:1分あたり約12リットル
  • 節水シャワーヘッド使用時:最大50%カット

年間の水道・ガス代で約5,000円〜1万円の節約が見込めます。
しかも、取り付けも簡単で数千円から購入可能。初期投資の元も取りやすいです。


④ エアコン・冷蔵庫の設定温度も見直しポイント

エアコンや冷蔵庫などの温度設定を少し変えるだけでも電気代に差が出ます。

  • 夏の冷房:設定温度を28℃
  • 冬の暖房:設定温度を20℃
  • 冷蔵庫:強→中に変更

これだけで、年間数千円の節約が期待できます。特にエアコンは、設定温度を1℃変えるだけで電気代が約10%変化するとも言われています。


⑤ 食器洗い乾燥機は意外と節約向き!

「食洗機って電気代がかかりそう…」と思っていませんか?
実は、水道代だけで見れば手洗いよりも節水で、結果的にお得になるケースも。

  • 手洗い:約75リットル使用
  • 食洗機:約10リットル以下で完了(製品による)

年間で約8,870円の節水効果があり、さらに家事の手間も減るという嬉しいメリットも。


まとめ|水道光熱費は“意識するだけ”で月1,000円〜、年間数万円の差に!

節約というと「我慢」が必要なイメージがありますが、水道光熱費の見直しは工夫で結果が出やすい分野です。

節約ポイントをおさらい:

  • ✅ 使っていない家電の待機電力をカット(年6,000円以上)
  • ✅ 節水シャワーヘッドに交換(年5,000〜10,000円)
  • ✅ エアコン・冷蔵庫の温度設定を見直し(年数千円)
  • ✅ 食器洗い乾燥機の活用で節水+時短(年8,870円)

まずは今日からできることから始めて、賢く家計を見直してみませんか?