「手数料って言っても、100円や200円くらいでしょ?」
──そう思っているあなた、要注意です。
ATM手数料や振込手数料のような“目に見えにくい小さな出費”は、お金に無頓着な人が見逃しがちな落とし穴。でも、そうした無意識の出費こそが、資産形成を阻む“最大の敵”なのです。
100円の手数料=お金に対する“意識の甘さ”の象徴
ATM手数料は、「支払う理由がまったくないのに、なぜかお金を払ってしまっている数少ない出費」です。
たとえば──
- 給料日直後に引き出したのに、手数料を取られた
- コンビニATMで深夜にお金を下ろして、気づけば手数料200円
- 月に2回払ってるとして、年間で2,400円〜5,000円近く損している
金額は小さくても、問題はそこじゃありません。「なんとなく」でお金を払っているその意識こそが危ないのです。
ネット銀行なら“無料”が常識。もうATMで損しない時代へ
いまやATM手数料や振込手数料を払わずに済む時代。ネット銀行を使えば、条件付きで手数料が無料になるサービスがたくさんあります。
たとえば:
- 住信SBIネット銀行:
スマート認証NEOを設定するだけで、月5回までATM・振込ともに無料 - auじぶん銀行:
残高や利用状況に応じて、最大15回までATM無料などのランク制度あり - 楽天銀行・PayPay銀行:
それぞれポイント還元や利用特典が豊富
スマホひとつで口座開設でき、引き出し・振込・残高確認もアプリで完結。平日忙しい人でも使いやすいのが魅力です。
キャッシュレス時代、「現金を持ち歩かない」はもはや基本スキル
今は、コンビニも、カフェも、病院もキャッシュレスOKの時代。現金を持ち歩く必要がそもそも減っています。
つまり、ATMに行く頻度そのものを減らせる時代なのです。
月に1〜2回、必要な分だけ無料で引き出しておけば、それで十分。
手数料を払う癖は、ほかの“無駄遣い”にもつながっていく
ATM手数料を「たった数百円」と見過ごす人は、他にもこんな落とし穴にハマりがちです。
- スマホのオプションを見直さない
- 使っていないサブスクをそのまま放置
- ポイントを取りこぼしても気にしない
お金に対する小さな“無関心”が積もり積もって、年間何万円という損につながります。お金を守る意識は、生活全体の無駄を減らす第一歩なんです。
まとめ:ATM手数料をゼロにすることは、資産を守る“マインドセット”
- 「たった数百円」の積み重ねが、大きな浪費になる
- ネット銀行で手数料はゼロにできる
- キャッシュレスの今、ATMに行く頻度も激減できる
- 手数料を見直すことは、家計全体の“無駄”に気づくきっかけになる
お金に無頓着なまま生きるか、細かい出費まで意識してお金を増やすか。
その差は、数年後に数十万円、数百万円の差になって返ってきます。
今日から、ATM手数料は「絶対に払わない」と決めましょう。